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当院での治療や手術を紹介します。(内容は定期的に追加していきます。)
*手術や処置の画像が載っていますので、苦手な方はご注意ください。

犬の帝王切開

ご家庭で仔犬が産まれることはとても幸せなことです。でも妊娠から出産は病気ではありませんが命懸けです。
妊娠59日目、陣痛が弱く難産と判断し、点滴や陣痛促進剤を投与しましたが出産できず、帝王切開を行いました。
この子の飼い主様は交配日をチェックし、定期的に通院し、毎日欠かさず3回の体温測定を行い、行動を良く観察してくれていたので、早期に難産と判断できました。難産~帝王切開は私たちの技術よりも、飼い主様のケア―があって初めて成功します。

帝王切開①
麻酔中のお母さん犬
帝王切開の麻酔は仔犬にも影響しますので、とても慎重になおかつ速やかに行います。

帝王切開②
子宮から赤ちゃん犬が出てきました。呼吸を刺激し、臍の緒を結びます。血色も良く、すぐ鳴いてくれました。

帝王切開③
無事、3匹の元気な仔犬が産まれました。麻酔から醒めて間もなく、お母さんの初乳(仔犬を守る成分がたくさん入っています)をもらっています。すごいです。お母さん、お疲れ様! 感動をありがとう。

犬の免疫介在性溶血性貧血(IHA)

IHAとは自分の免疫が誤作動をして、自分の赤血球を壊してしまう病気で、重度の貧血を起こす病気です。集中的に治療し、免疫をコントロールするお薬でなんとか乗り切るのが治療法ですが、治療に反応せずに命を失ってしまう子もいます。
元気がないとのことで来院した8才のシーズーちゃんです。診察で重度の貧血があることが分かり、その他の血液検査でIHAと診断しました。2週間に及ぶ入院での集中治療、その後も内服を続け、3カ月経過した現在、とても元気に過ごしています。

IHA①
貧血で歯肉が白くなっています。

IHA②
輸血中の様子
(前肢に繋いだ点滴から、輸血を行っています)

IHA③
現在の様子
元気になって良かったね!

当院では、ヒト免疫グロブリン(ガンマガード)(抗マクロファージ剤)、ステロイド剤(抗マクロファージ・免疫抑制剤)、シクロスポリン(免疫抑制剤)、低分子ヘパリン(抗DIC剤)・輸血・オゾン療法などを駆使して治療を行っています。

犬の膀胱結石

6才のポメちゃん、血尿をしているとのことで来院されました。レントゲン検査にて膀胱と尿道に結石があるのが分かりました。尿道にある結石をカテーテルにて膀胱に戻し、その後、膀胱を切開して結石の摘出を行いました。

膀胱結石①
手術前のレントゲン
膀胱内に大小の結石が多数認められました。

膀胱結石②
尿道にも小さな結石が4つ認められました。

膀胱結石③
尿道カテーテルを挿入し、結石を膀胱に戻します。

膀胱結石④
手術後のレントゲン
結石を全て摘出しました。

膀胱結石⑤
摘出した結石の1つです。その後の検査でシュウ酸カルシウム結石であることが分かりました。

膀胱結石⑥
手術後の様子
良く頑張りました!これで楽になるよ!

膀胱(尿道)結石はしばしば犬・猫・ウサギでみられる病気です。体質や食べ物、生活環境などが関係します。排尿回数や尿の色などを良くチェックしてあげてくださいね。

セキセイインコの卵詰まり(卵塞)(卵秘)

鳥の『卵詰まり』は、「卵塞」または「卵秘」とも言われ、輸卵管の中の卵が作られる過程で、様々な原因から産卵がうまく出来ない状態をいいます。卵詰まりは危険な状態で、早急な治療が必要となります。

卵塞①
元気がないとのことで来院したセキセイインコのレントゲン画像です。
よく見ると、卵は1つではなく2つあります。稀に起こるケースです。

卵塞②
触診で卵を確認しています。卵の影響で腹部が腫れています。

卵塞③
慎重に卵を摘出します。

卵塞④
摘出された2つの卵です。

特に気温の低下する冬期は卵詰まりが増加します。産卵をしないようにホルモン剤の投与を行う治療もありますが、環境や栄養面を整えることが重要です。